phosphorescence



 私は、この世の中に生きている。しかし、それは、私のほんの一部分でしか無いのだ。
同様に、君も、またあのひとも、その大部分を、他のひとには全然わからぬところで
生きているに違いないのだ。(太宰治「フォスフォレッセンス」)

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■□ 恐龍の卵の模型露けしや  神戸周子
どこかの恐竜博でも見に行ったのだろう。

「露けし」という季語を取り合わせることで、恐竜の卵が、実際には草木の中、日の下で、露にまみれながら存在していた、そのなまなましさを感じることができる。

さらに、露に無常観を見るならば、恐竜という覇者も「盛者必衰の理」からは逃れられなかった、という感慨も生まれるか。

第三句集『展翅』(2010.7 ふらんす堂)より。
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